人類滅亡計画書

悟りを開くロボット


あらすじ
***
ゾンビ、アンドロイド、隕石をテーマに
3エピソードで構成されるオムニバス。

監督は「ラストスタンド」のキム・ジウン
「南極日誌」のイム・ピルソン。

出演は「外事警察 その男に騙されるな」のキム・ガンウ、
「神弓 KAMIYUMI」のパク・ヘイル、
クラウド アトラス」のペ・ドゥナ
「プンサンケ」のキム・ギュリ。


特集上映「シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション2013」にて上映。

http://movie.walkerplus.com/mv54111/
***

ペ・ドゥナ目的でみたら、予想外に面白かった。
3作品どれも面白かったんだけど、特に3話目の
「ハッピー・バースデイ」は奇想天外過ぎ!

「お父さんの大事なビリヤードボールを壊しちゃって、
ネットショッピングで買った新しいボールが宇宙から届いちゃう」
DVD裏のあらすじを読んだ瞬間からこのストーリーに心惹かれた。
しかもビリヤードボールが隕石級の大きさで届くのだから、そりゃもう!

基本的にどの話も「人類が滅亡する」方向で話が進む。

ゾンビをテーマにした1話目も結構好き。
終わりはイマイチだったけど、
日常にゾンビがじわじわと溢れていく様は
World War Z」や「コンテイジョン」に近い興奮を覚えた。
監督がきっと好きなんだろうね、ゾンビジャンル。

あれは結構いい線いってるから、もう少し練り込んで
あれだけで作品作って欲しい!


アンドロイドがテーマの2話目も、またアンドロイドが綺麗でね。
「アイ,ロボット」にデザインや色は近いんだけど
こちらのアンドロイドは凄く哀愁漂っていて好き。
スマートでカッコいい。悟り開いちゃうし。


3話目は冒頭で述べたとおり。
ペ・ドゥナは相変わらず可愛い。
いいぞ近未来SF。

韓国系SF作品、意外に面白いかも。
特にこの作品はあくまで日常ベースで
ほんのり近未来とSF(またはゾンビ)が入っているのが良かったよ〜



日常の中に非日常は潜む



人類滅亡計画書
인류멸망보고서
Doomsday Book
2012
キム・ジウン
イム・ピルソン

クロニクル

力の支配力


あらすじ
***
高校生のアンドリューは、大酒飲みで暴力的な父親、
病気で寝たきりの母親のもと、学校でも一人ぼっちで過ごしていた。


アンドリューはそんな生活のすべてを、
唯一の話し相手である中古のビデオカメラに語りかけながら記録していく。


ある日、同じ高校に通ういとこのマットが、アンドリューをパーティーに誘う。
インテリで社交的なマットは早速お気に入りの女の子ケイシーを見つけて話し込むが、
ビデオカメラを回していたアンドリューはいちゃもんをつけられて殴られてしまう。

マットとアメフト部のスター選手スティーヴは、
外で泣いていたアンドリューを見かねて、近くの洞窟探検に誘う。
そこで3人は、不思議な物体に触れる。


それをきっかけに不思議な能力を身につけた3人は、
女の子のスカートをめくったり、
駐車してある車を移動させたりと、軽いイタズラを楽しんでいた。

しかしある日、後ろから激しく煽ってきた車を、
アンドリューがチカラで横転させて池に沈めてしまう。

マットとスティーヴは運転手をなんとか救い出し、
チカラを使う際のルールを決めるが、アンドリューは不満を抱く。

やがて空を飛べるようになった3人は、学校のタレントショーで手品を披露し、
アンドリューも人気者の仲間入りを果たす。

しかし、急接近した女の子とのファーストキスで大失敗し、
学校でからかわれてしまう。さらにビデオカメラを内緒で買ったことが父親にばれて殴られ、
母親のために薬を買いに行っても払うお金がない。

人生が思い通りにいかないことにフラストレーションを募らせたアンドリューは、暴走を始める……。

http://movie.walkerplus.com/mv53720/
***


映画「アメイジングスパイダーマン2」で
ハリー・オズボーン役だったデイン・デハーン主演作。

ヘタレすぎて、アンドリュー大好き!
チカラにおぼれちゃうのは弱い人間の特徴だね!!


内向的なアンドリューが彼のいとこ、
友人のスティーブと共に突然手に入れた超能力。

スクールカースト最下位だった彼が、超能力のお蔭でどんどん人気者になっていく。
一躍有名人にもなり、友人も増えて人生満喫コースへ行ったかに見えた彼。
その過程の描き方が凄く共感できて、この映画のトリコに。


”大いなる力には、大いなる責任が伴う”というのは、
スパイダーマン」の主人公ピーター・パーカーの叔父のセリフだけど、
この映画でもそのセリフの通りに
「大いなる力」に振り回される主人公アンドリュー。


権力でも金でも、これまでなかったものを手に入れてしまうと
人の性格から生活スタイル、思考からすべて変わってしまうことを
ヘタレ視点で描いているのがグッとくる。

最後のバトルシーンは、冷静に見れば「ギャグですか?」と
ツッコミをいれたくなるんだけど、
でも話の流れ上、この終わり方はこの作品のクライマックスを
飾るにふさわしい終わり方なんじゃないかと。
私は好き。

特殊効果がガッツリあったり、
ラブロマンスが色濃いわけでないんだけれども
この作品がとても人気が出たのは、
人間の本質、高校生という若者たちの人生が
良く描けているだからなんじゃないかな。

オズボーンのデハーンはかっこよかったけど
こっちのデハーンもまた味があって良いよ。


クロニクル
Chronicle
2013
ジョシュ・トランク

LIFE!

最高のリフレッシュ映画


あらすじ
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ウォルター・ミティは、毎日、ニューヨーク郊外から地下鉄に乗って
雑誌「LIFE」のオフィスへ通勤、そこで地味な写真整理の仕事をしながら、
何ひとつ変わりばえのない日々を繰り返している。


不器用な性格ゆえに人付き合いが下手で、密かに熱烈な想いを寄せている
経理部の同僚シェリル・メルホフに話しかけることもままならない。

そんな彼の唯一の趣味は、虚しい現実から逃避して突飛な空想に浸ることだった。

空想の世界では、勇ましいヒーローに変身して大活躍、
また世界中のありとあらゆる場所で胸躍るアドベンチャーを繰り広げることもできる。

それがウォルターにとって退屈な日常をやり過ごすための唯一の手段であった。
だが彼がふと我に返ると、厳しい現実が待ち受けていた。
時代が要請するデジタル化の波に抗えず「LIFE」は経営が悪化、
新たなボスはリストラの対象としてウォルターに目をつけていたのだ。
そんな中、ウォルターは「LIFE」最終号の表紙を飾る大切な写真のネガがないことに気付く。

クビを恐れた彼は、冒険家でもある著名カメラマン、ショーン・オコンネルを捜し出し、直接ネガのありかを聞こうと決意。


こうしてウォルターははるばる北極圏のグリーンランドにやってくるが、
あと一歩のところでショーンに追いつけず、
波乱に満ちた旅の継続を余儀なくされてしまう。

空想の中で最愛のシェリルの助けを借り、
ありったけの勇気を奮い起こしてアイスランドの火山地帯を訪れるウォルター。

しかし、突飛な空想をもはるかに超越したこの壮大なる現実の旅は、
彼の人生を一変させていくのだった……。

http://movie.walkerplus.com/mv54250/
***

木の木陰、あの川の向こう、地面に空いた小さな穴

子どもの頃、色々なものを見て想像を膨らませたことを思い出した。
空想と現実が区別がつかなくて、
色々な世界が自分の世界の一部だと思っていたような感覚。

主人公ウォルターの妄想癖は純粋な子どもが
そのまま大きくなったように感じられた。

アイスランドの道路をスケートボードで下るシーン、
気持ちが良さそうだったなぁ。


予定調和な映画と評されればそれで終わりなんだけれども
誰しもがウォルターであって、
いつでも自由に自分の世界を広げることができるんだよと
背中を押された気分になった。

空想と現実が良いように混じりあって
夢を見ているような、心地の良い作品。

いやぁロケの素晴らしさが前面に押し出されていて、
わかっちゃいるんだけど自然っていいよなぁと
否応なしに思わされる映画でもあった。

仕事でヘトヘトだった時に見たので
非常に感動してボロボロ泣きました。


ベン・スティラー作品、今後も期待。

LIFE!
THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY
2014
ベン・スティラー

キャプテン・アメリカ ウィーンター・ソルジャー

キャプテン



あらすじ
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70年の眠りから覚め、スーパーヒーローのチーム・アベンジャーズの一員としての死闘を繰り広げた後、キャプテン・アメリカは防衛システムの構築を目指す国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.、通称シールドで活動していた。

しかし一緒に戦ってきたシールドの仲間がキャプテン・アメリカ
ニック・フューリー、ブラック・ウィドウを突如襲撃。


シールドの包囲網をかいくぐり逃げるキャプテン・アメリカたちを、
ウィンター・ソルジャーが追い詰める。


この背景には、恐るべき陰謀が隠されていた……。


http://movie.walkerplus.com/mv52803/

***


全てのヒーロー映画に言えるのは、
「悪い奴と良い奴が戦って良い奴が勝つ」ってことなんだけど
全部をそうやって一括りに総括することができないのは、
その「悪い奴」と「良い奴」の個性の多様性があるから。


今作もまたマーベルならではの
味わい深いヒーローとヴィランが活躍してた。


現代の若者を映し出す、とか
社会問題がどうこう、とか
そういうややこしいことは全部抜き!

あるのは強靭な筋肉と美しいスーパーウーマンと
世界征服をたくらむ悪の組織!!


これだけMARVEL推しにもかかわらず
前作(キャプテン・アメリカ)は未見の上、
アベンジャーズ」も見れてない!ごめん!!

そんなエセ・キャプテンアメリカな私でも
非常に楽しめる作品だったことは間違いない。

一番見ごたえがあったのは、やはり戦闘シーン。
「ヒーローものだから当然でしょ?」と思った人には特に見てほしい。

あまりにも機敏で無駄のない動きで敵を
バッサバッサ倒していくのは本当に爽快!
彼の動きの速さが、他のヒーロー映画では見れない
かっこよさを生み出してたよー。
戦闘シーンはあちこちに散りばめられていて、息つく暇ない!必見です。


敵役のウィンター・ソルジャーも「どうやって攻略するの?」と
思わずキャプテン・アメリカの身の危険を憂慮しちゃうほど強い。
前作では、キャプの良き仲間であり親友だったのにこの転身ぶり。
ただ単に馬鹿な敵役じゃなくて、敵なのに同情してしまう
陰のあるキャラクターが良かったー


そして、ヒロインのブラック・ウィドウはかっこよくて美しくて鼻血出た。
こういう女性キャラの存在は本当に素敵。
かっこよくて美しい女性は、こういう映画には不可欠な所はあるけれど
だからといってラブロマンスは必ずしも必要じゃないんだよね、きっと。


年々役の幅広さを見せつけてくれるサミュエル.L.ジャクソンもイイ。
ここ最近だと「ジャンゴ」や「ロボコップ」に出てるけど
毎回濃すぎる役やってて、彼の役柄を見ているだけでも楽しい。
(一番のインパクトあるシーンは、窓からはじき出されちゃうメイス・ウィンドウの役だけどね!窓だけに!!!言いたかっただけ!!!)


戦闘やキャラクターもいいんだけど、戦闘機もデザインがかっこよかった!
昨今のSFやアクション映画では、「どうやってそれ創ったの?」な
デザインのかっこいい戦闘機やあえて
メカメカしいロボットが沢山出てくるよね。
にゅるにゅるしたデザインや丸っこいデザイン、最近多くない気がする。

こういうデザイニングしている人も
なかなかアーティストだよね!尊敬します!


MARVEL作品はここ最近波に乗っていて嬉しい限り。
年に2〜3本は公開されているよね?
今後も沢山の作品が発信されていくだろうから、
アメコミブームが日本にやってくるといいなー


キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
Captain America: The Winter Soldier
2014
アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ

鼠年

”僕にはできない。鼠に罪はない。僕らとおなじように、この世界で懸命に生きている。
たまたま僕らは狩る役、彼らは狩られる役を割りふられているだけだ。立場をいれかえてもおかしくない”

SFマガジン 2014年5月号/p.45 「鼠年」より抜粋


読んでいて胸が苦しくなる、初めてのSF作品だった。
自分とシンクロした。現実逃避でSF作品を手に取っているので、現実や自分とシンクロする作品はとても苦手なタイプだ。
それなのに、読み終えたらとても好きになっていた。なぜなのか。理由はまだわからない。
誰しもがこの作品に共感できるとは思わないけれども、皆どこかで体験するであろう通過儀礼的な虚無感が作品の中に充満している。

短篇作品で登場人物は少ないながらも、主人子、小豆、黒砲、小夏といった登場人物の描写が細かい。
現代中国の若者像といったところか。


何を差し置いても、大学生である主人公の憂き目が手に取るようにしてわかる。
自覚はあっても認めたくはない自堕落な学生生活に身に覚えのある私にとってみれば、主人公は私だった。
無駄な留年。両親のすねかじり。能力もスキルもない自分(主人公)の存在価値など無に近かった。


主人公は多くない選択肢の中から鼠(ネオラット)狩りを行う国軍に入隊を選んだ。
価値ある人生を求めたり、自分の存在意義を確かめるなどという大義はなく、
単純に名誉除隊後の就職の為。
兵士が出身地から遠い地方へ飛ばされる描写は人民解放軍のそれと近いそうだ。
そうした中国ならではの描写も面白い。


そんな彼はこれまでの学生生活について、早々に長官から一喝される。
その辛さと言ったら、ない。人間、自分が一番良くわかっていることを他人から指摘されるのが一番つらい。


そんな彼らが戦うネオラットは直立歩行の姿で描かれる。
まるで話さない人間の様。余り想像したくないなと思った。


時が過ぎると共に、テレビニュースでは虚偽の事実が流され、彼らは名誉除隊という希望を一層強く抱く。
しかしながら、結局何と戦い、何の為に戦っているのかわからないまま現実が過ぎていく。
その間に仲間であった小豆が死ぬ。そこに至るまでの描写もまた心が締め付けられた。


現代の若者描写とずっしりとくる虚無感に引きつけられた。


鼠年
スタンリー・チェン

ホビット 竜に奪われた王国

I'm so glad to see you again, Legolas.


あらすじ
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魔法使いガンダルフに誘われ
トーリン・オーケンシールドら
13人のドワーフたちとともに、
巨大な竜スマウグに奪われた
ドワーフの王国エレボールを取り戻す旅に出た
ホビット族のビルボ・バギンズ

臆病だったビルボは、
旅を通じて自分にも知恵や勇気があることに気付き、
ドワーフたちと固い絆で結ばれていった。

獰猛で巨大なクモの群れの襲撃、
ドワーフたちと因縁のある森のエルフとの遭遇、
急流を下りながらのオークとの死闘など、旅路は困難を極めた。

それでも彼らは目的を果たすため、
恐ろしいスマウグがいるはなれ山の荒れ地を目指す……。

http://movie.walkerplus.com/mv51513/
***

J.R.Rトールキンの世界観にまた圧倒されて終わった…
BBCドラマ「シャーロック」主演の二人が
ここでも共演していて。
イギリス色が強い俳優陣。

またもや「音楽が良い映画は中身も良い映画理論」が
展開されそうなエンドロールのケルティックミュージック。
ロード・オブ・ザ・リング」とこの「ホビット」で繰り広げる
ピーター・ジャクソンの仕事ぶりは最高。


これは是非とも「バッド・テイスト」を見なければ…


ホビット」映画化で一番楽しみにしていた闇の森の再現。
スランドゥイルの器の小ささ。でもエルフは美しかった…
もともとは「緑の森」と呼ばれた北のエルフの王国の王子、レゴラスも登場。
なんという感動的なシーンだろう。

レゴラスの意味は「緑の葉」。
もともとは闇の森ではなく生きる緑の森だったんだね。


そして何度見てもスランドゥイルはルシウス・マルフォイでした。


ウリエルが劇中で「汚れたエルフ」などと発言していて
気になって調べたところシルヴァン・エルフとのこと。
ハリ・ポッターに毒されていたので
「汚れた」ということは「人間との混血」かと思いきやそうではなかった。


レゴラスは後に旅の仲間として生涯の友人となるギムリの父ともここで会う。
ギムリの名前が出るところは、LOTRファンとして嬉しいサービス。


スター・ウォーズC3POR2D2が再会をしたような、あの感覚。
そういえば、このまえエンドアの森となった場所に行ってきて超感動した…


話が逸れましたが


キーリ(ドワーフ)とタウリエル(エルフ)の
淡い恋もいいですね。いっちゃえスピンオフ。


スマウグの声をあてたカンバーバッチは
公開前から噂になってましたが、
このまえのスタートレックといい
悪役ばっちりOKだからもっとやっていいよ。


映画もすごく良い所で終わって、第3章が待ち遠しい。
これこそ王道のファンタジーたるものであると
魅せつけてくれるホビット


どんどん暗く重く切なくなっていき、
「これが失敗したら世界の終り」という
絶望的ストーリーのLOTRとは違って、
仲間との結束、ハラハラドキドキの冒険、
様々な種族との交流と戦い、小さき者たちの挑戦…
何より、絵本をめくるような
ワクワクドキドキの気持ちの波を起こす
ストーリーがこの作品とLOTRの違いであり良さだと思う。



ホビット 竜に奪われた王国
THE HOBBIT THE DESOLATION OF SMAUG
ピーター・ジャクソン
2014

Kick Ass2/キック・アス ジャスティス・フォーエバー

やっぱりクロエ・モレッツがかっこいい


あらすじ
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アメコミ好きの青年と、
復讐のために父親から戦闘技術を叩き込まれた少女が、
覆面を身につけ、犯罪組織に立ち向かう姿を描き話題を呼んだ、
コミカルなヒーロー・アクションの続編。

前作同様、アーロン・テイラー=ジョンソン
クロエ・グレース・モレッツが覆面ヒーローに扮し、
悪党たちと激しいバトルを繰り広げる。

http://movie.walkerplus.com/mv53986/
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あの興奮から4年。
成長した主人公たちの新たなるバトルが
みたくてしょうがなくて。


1作目の良い所を残しつつ2作目が出来上がっているとは
思ったけれど、それでもなお血の煮えたぎる興奮はなかった。


主人公がギークから普通の高校生として
生活しているのが一番腑に落ちなかったなぁ。
今回は単なるリア充じゃん…

誇大妄想で戦っていくなかで
どんどん彼の力の及ばないところまで
「Kick Ass」の名が知れ渡ったり、
わけわかんないヒーロー親子が
暴虐無人に暴れまわるのが凄く面白かったのになぁ…


ジム・キャリーのヒーローの名のもとに
人を殺める快感を忘れられないあのキャラと
Queen Beeと取り巻きがOne DirectionみたいなPVを
とろけるような眼差しで見つめるあのシーンはよかったww


女子高生の階層社会の中でサバイバルするより、
社会の悪をぶった切る彼女が一番輝いていたよね



マザー・ロシアとチェルノアルファの競演、ぜひ観たい。



キック・アス ジャスティス・フォーエバ
Kick Ass 2
2014
ジェフ・ワドロウ