ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション

トム・クルーズ&サイモン・ペグのコンビ最高


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トム・クルーズの代名詞ともいえる
大ヒットスパイアクション「ミッション:インポッシブル」のシリーズ第5作。

CIAやKGBをはじめとする各国の元エリート諜報部員が結成した
無国籍スパイ組織「シンジケート」の暗躍により、
イーサン・ハントの所属するIMFはまたも解体の危機に陥る。

組織の後ろ盾を失いながらも、
イーサンは仲間とともに世界の危機を救うため史上最難関のミッションに挑む。

約1500メートルの上空を飛ぶ軍用機のドア外部から
機内に侵入するというアクションを、
クルーズがスタントなしで演じているシーンが撮影時から話題に。

監督は、クルーズ主演の「アウトロー」も手がけたクリストファー・マッカリー
共演はシリーズ出演3作目となるサイモン・ペッグ
前作から登場したジェレミー・レナー
シリーズ全作出演のビング・レイムスほか、
新ヒロインとしてスウェーデン出身のレベッカ・ファーガソンが参戦。


http://eiga.com/movie/80973/

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これまでの作品を見ていないけど、二人の相性が良くて見ていて楽しかった。
同じ「アクション」「スパイ」映画でも、007よりこちらの作品の雰囲気が好きだ。

トム・クルーズもいい年なのに全然ふけないでむしろかっこよくてびっくりだよ。
主人公補正で「絶対に死なない」ってわかっているのに、
手に汗握るアクションが映画全体にくまなく満ちていて
ドキドキしっぱなしだった。

終わり方も中々よくて、続編もまたできそう。
トム・クルーズの真摯な映画に対する態度がすごくよく伝わる映画だった。
彼は変な脚本の映画は出ないし、最近はプロデュースもしているし
今後、クリント・イーストウッドのように監督業に移って華を咲かせてほしい。

なお、トム・クルーズが出ている作品は最近SFも多く、
どれも楽しい作品なので見てほしい。
オール・ユー・ニード・イズ・キル」は評価も高かった一作。
原作は日本人作家による作品。

オブリビオン」は「トロン:レガシー」の
ジョセフ・コジンスキー監督による王道SF作品。
アクのないシナリオなので、どんな人でも楽しめると思う。


いやはや、「ショーン・オブ・ザ・デッド」で活躍していた
サイモン・ペグを知る人間としては
【こんなに大出世しちゃって!】という気持ちだったりする。


ちなみに監督は「ユージュアル・サスペクツ」を撮ったクリストファー・マッカリー
トム・クルーズとは「オール・ユー・ニード〜」でもいっしょに作品を作った人だ。
どの要素を鑑みても、この映画が面白くない訳がないんだ。


ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション
Mission: Impossible - Rogue Nation
2015
クリストファー・マッカリー