キャプテン・アメリカ ウィーンター・ソルジャー

キャプテン



あらすじ
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70年の眠りから覚め、スーパーヒーローのチーム・アベンジャーズの一員としての死闘を繰り広げた後、キャプテン・アメリカは防衛システムの構築を目指す国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.、通称シールドで活動していた。

しかし一緒に戦ってきたシールドの仲間がキャプテン・アメリカ
ニック・フューリー、ブラック・ウィドウを突如襲撃。


シールドの包囲網をかいくぐり逃げるキャプテン・アメリカたちを、
ウィンター・ソルジャーが追い詰める。


この背景には、恐るべき陰謀が隠されていた……。


http://movie.walkerplus.com/mv52803/

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全てのヒーロー映画に言えるのは、
「悪い奴と良い奴が戦って良い奴が勝つ」ってことなんだけど
全部をそうやって一括りに総括することができないのは、
その「悪い奴」と「良い奴」の個性の多様性があるから。


今作もまたマーベルならではの
味わい深いヒーローとヴィランが活躍してた。


現代の若者を映し出す、とか
社会問題がどうこう、とか
そういうややこしいことは全部抜き!

あるのは強靭な筋肉と美しいスーパーウーマンと
世界征服をたくらむ悪の組織!!


これだけMARVEL推しにもかかわらず
前作(キャプテン・アメリカ)は未見の上、
アベンジャーズ」も見れてない!ごめん!!

そんなエセ・キャプテンアメリカな私でも
非常に楽しめる作品だったことは間違いない。

一番見ごたえがあったのは、やはり戦闘シーン。
「ヒーローものだから当然でしょ?」と思った人には特に見てほしい。

あまりにも機敏で無駄のない動きで敵を
バッサバッサ倒していくのは本当に爽快!
彼の動きの速さが、他のヒーロー映画では見れない
かっこよさを生み出してたよー。
戦闘シーンはあちこちに散りばめられていて、息つく暇ない!必見です。


敵役のウィンター・ソルジャーも「どうやって攻略するの?」と
思わずキャプテン・アメリカの身の危険を憂慮しちゃうほど強い。
前作では、キャプの良き仲間であり親友だったのにこの転身ぶり。
ただ単に馬鹿な敵役じゃなくて、敵なのに同情してしまう
陰のあるキャラクターが良かったー


そして、ヒロインのブラック・ウィドウはかっこよくて美しくて鼻血出た。
こういう女性キャラの存在は本当に素敵。
かっこよくて美しい女性は、こういう映画には不可欠な所はあるけれど
だからといってラブロマンスは必ずしも必要じゃないんだよね、きっと。


年々役の幅広さを見せつけてくれるサミュエル.L.ジャクソンもイイ。
ここ最近だと「ジャンゴ」や「ロボコップ」に出てるけど
毎回濃すぎる役やってて、彼の役柄を見ているだけでも楽しい。
(一番のインパクトあるシーンは、窓からはじき出されちゃうメイス・ウィンドウの役だけどね!窓だけに!!!言いたかっただけ!!!)


戦闘やキャラクターもいいんだけど、戦闘機もデザインがかっこよかった!
昨今のSFやアクション映画では、「どうやってそれ創ったの?」な
デザインのかっこいい戦闘機やあえて
メカメカしいロボットが沢山出てくるよね。
にゅるにゅるしたデザインや丸っこいデザイン、最近多くない気がする。

こういうデザイニングしている人も
なかなかアーティストだよね!尊敬します!


MARVEL作品はここ最近波に乗っていて嬉しい限り。
年に2〜3本は公開されているよね?
今後も沢山の作品が発信されていくだろうから、
アメコミブームが日本にやってくるといいなー


キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
Captain America: The Winter Soldier
2014
アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ