人類滅亡計画書

悟りを開くロボット


あらすじ
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ゾンビ、アンドロイド、隕石をテーマに
3エピソードで構成されるオムニバス。

監督は「ラストスタンド」のキム・ジウン
「南極日誌」のイム・ピルソン。

出演は「外事警察 その男に騙されるな」のキム・ガンウ、
「神弓 KAMIYUMI」のパク・ヘイル、
クラウド アトラス」のペ・ドゥナ
「プンサンケ」のキム・ギュリ。


特集上映「シッチェス映画祭 ファンタスティック・セレクション2013」にて上映。

http://movie.walkerplus.com/mv54111/
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ペ・ドゥナ目的でみたら、予想外に面白かった。
3作品どれも面白かったんだけど、特に3話目の
「ハッピー・バースデイ」は奇想天外過ぎ!

「お父さんの大事なビリヤードボールを壊しちゃって、
ネットショッピングで買った新しいボールが宇宙から届いちゃう」
DVD裏のあらすじを読んだ瞬間からこのストーリーに心惹かれた。
しかもビリヤードボールが隕石級の大きさで届くのだから、そりゃもう!

基本的にどの話も「人類が滅亡する」方向で話が進む。

ゾンビをテーマにした1話目も結構好き。
終わりはイマイチだったけど、
日常にゾンビがじわじわと溢れていく様は
World War Z」や「コンテイジョン」に近い興奮を覚えた。
監督がきっと好きなんだろうね、ゾンビジャンル。

あれは結構いい線いってるから、もう少し練り込んで
あれだけで作品作って欲しい!


アンドロイドがテーマの2話目も、またアンドロイドが綺麗でね。
「アイ,ロボット」にデザインや色は近いんだけど
こちらのアンドロイドは凄く哀愁漂っていて好き。
スマートでカッコいい。悟り開いちゃうし。


3話目は冒頭で述べたとおり。
ペ・ドゥナは相変わらず可愛い。
いいぞ近未来SF。

韓国系SF作品、意外に面白いかも。
特にこの作品はあくまで日常ベースで
ほんのり近未来とSF(またはゾンビ)が入っているのが良かったよ〜



日常の中に非日常は潜む



人類滅亡計画書
인류멸망보고서
Doomsday Book
2012
キム・ジウン
イム・ピルソン