アメイジング・スパイダーマン2

やっぱり2作目は面白い


あらすじ
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特殊な力を得てスパイダーマンとして活躍する男子学生ピーター・パーカーは、
次から次へと現れる強敵と戦い人々を守る責任の大きさを感じていた。

そんな中、大企業オズコープ社の御曹司である幼なじみのハリー・オズボーンから、
突然現れた最強の敵エレクトロらすべての敵の共通項はオズコープ社であることを知る……。

http://movie.walkerplus.com/mv52916/
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サム・ライミ監督版「スパイダーマン」も2作目が良かったが、
こちらの「アメイジング スパイダーマン」も2作目が良かった。
まだ3作目観てないから何とも言えないけど。

恋あり、バトルあり、なんやかんやトラブルありな展開は
劇中全く飽きずに楽しく見ることができた!
恋愛破局したあとの”友人”として
会うピーターとグウェン見て
「なんだこの二人wうざいww」
って思ったのは私だけじゃないはず笑
というのは冗談で、あのやり取りはも互いの
好きな気持ちが爆発しそうな状況を良く描いている微笑ましいシーンですね。


なによりスパイダーマンが空中滑空するシーンは
3D仕様の為か、凄く躍動感にあふれていて
本当に自分が飛んでいるようだったね。
あのシーンを見るだけでも、
映画館で見る楽しみを十分感じることができたんじゃないかと。


ハリー・オズボーンは、かっこいいD.デハーン。
マッドサイエンティスト度は、
やはり前作のジェームス・フランコに勝てません。
今回はそもそも「マッド・サイエンティスト」ではなく
マッドな経営者ってところが強かったからなー
それが残念。

でも親の権力下で威張り散らして、
失敗型の自己改造しちゃうのは
キック・アス」のレッド・ミスト(マザーファッカー)と
なんら変わりないですね。とても美味しい役。


2作目最後で、かっこよかったオズボーンが
だいぶズタボロになっていましたが、
第3作でどのような最後を迎えるか、非常に楽しみ。


ピーター・パーカーはとってもリア充なので、なんだかお腹いっぱい。
ゆがんだ自己愛、権力にしがみつくオズボーンの方が愛着が沸くよ。
3作目では自己嫌悪に陥ったりして思う存分凹んで凹んで凹みきったところで
ヒーローとしての強さを発揮して立ち直るような展開を期待してます。


今作を見ていると、前作で描かれていた
ピーターとロシア人の女の子の
ギクシャクしたやりとりがとっても恋しくなる。
あぁいうの、今作ないじゃんねー

映画に求める物が違うかもしれないけれど、
私はきっとサム・ライミ風味の
くすんだ灰色のような映画が
好きなのかもしれないなぁと
改めて感じた作品でした。


アメイジングスパイダーマン
The Amazing Spider-Man 2
2014
マーク・ウェブ