ALWAYS 三丁目の夕日 '64

2013年見納めはこちらの映画になりました。


あらすじ
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西岸良平のコミックを原作に、
昭和30年代の東京下町に暮らす人々の悲喜こもごもを描いた人気シリーズ第3作で、
シリーズ初の3Dで製作。

前作「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(2007)から
5年後となる昭和39年を舞台に、
それぞれ人生の転機を迎える夕日町三丁目の住民たちの姿を描く。

戦後19年がたち復興を遂げた日本は高度経済成長の真っただ中で、
東京オリンピックの開催もひかえ熱気に沸いていた。

夕日町三丁目に暮らす茶川家には間もなく家族が増える予定で、
鈴木オートの事業も好調。


それぞれに賑やかな日々を送っていたが……

http://eiga.com/movie/55987/
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それぞれの道を歩んでいくという話



東京オリンピックの開かれた1964年が舞台。
前作に引き続き、
個性のあふれた登場人物たちのその後を描く。


それぞれの登場人物が
ベタすぎる個性の集まりで面白い。

基本的にはどたばた人情ストーリーで
時に退屈なところもあるんだけど
典型的な「古き良き時代」
「古き良き人々」を描いている面では
象徴的な映画。


淳之介(売れないSF小説家の居候の男の子)が、
自分もSF小説家に目覚める展開に胸熱。

これまでいい子いい子だった性格から
自分の夢に向かって突き進む姿に
ニヤニヤしちゃっう。
あれは良いシーン。


小道具や美術さんが時代考証して
作り上げたセットも楽しめる映画。


自分の祖父母が駆け抜けて生きた時代を
こうして映画で見れるというのは
とても面白いよね。


彼らの話を聞くと、
こんな映画のように
綺麗な話ばかりではないけれど…
こういう華やかな映画と反対の
暗いじめじめした映画も観たい。

おしん」は時代がやや被るが
彼女のような境遇にいたものが
大半だったんじゃないかと思いますけど、
初詣に行かねばならぬので
書きとめるのはまた今度の機会に。


監督の山崎さんの最新作は「永遠の0」
日本を代表する若手監督の一人。
今後是非、この監督には特撮を撮って欲しいものですね〜




ALWAYS 三丁目の夕日’64
山崎貴
2012