ポーラー・エクスプレス
トム・ハンクスが声やってる。
あらすじ
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クリスマスイブの夜、サンタクロースを信じられなくなった少年のもとに大きな蒸気機関車が突如現れる。
それは北極点へとむかう汽車だった。
その蒸気機関車「ポーラーエクスプレス」は、少年のほかにもサンタを信じる少年少女を乗せて、さまざまな大陸、海上を走り続ける。
その最中に起こる数々の事件や不思議な出来事を通じて、少年たちは自分に必要なものに気づいてゆく。
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特殊な撮影方法で、アニメーションに命を吹き込んでいます。
トム・ハンクスをはじめとする実際の俳優の動き・表情をモーションキャプチャによって精細に記録し、そのデータから登場人物をレンダリングしている(パフォーマンスキャプチャとも呼ばれる)。
子ども向けのエンターテイメント作品で、テンポもよくて面白かった。
クリスマスと言えば、先日の爆笑問題のラジオ。来年度「モンスターズインク 3D」が公開されるとのことで、マイク役の田中さんが改めて声当てしたらしくてね。「もう映画はいいよー」という彼に、太田さんが「あの映画(モンスターズインク)は、(2D)からもう10年でしょ?俺なんかその間にアイスエイジ5本も撮ってるからね」と。
「意味が解らないのが、”アイスエイジ クリスマス”なんだよ」
スタジオ爆笑。
「キリスト生まれる前なのに。アイスエイジにクリスマスもへったくれもないのに。笑」と太田さん。
クリスマスっていうのはそれくらい、時代錯誤の疑いもないぐらい浸透しているものなんだなーって。笑
ポーラー・エクスプレスはサンタが住んでいるという北極(North Pole)につれっててくれる蒸気機関車。
蒸気機関の駆動が何しろかっこいい。かっこいいんだ。
トム・ハンクスのセリフで「大切なのは行先じゃない。乗ろうと思ったその心意気だ」っていう言葉が印象的。この作品で伝えたいのは、この言葉そのもの。
監督は、あの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを手掛けたロバート・ゼメキス氏。子どもに向けた想いは昔と変わってないみたい。彼の次作はディンゼル・ワシントン主演の「フライト」。
大切なのは、自ら行動を起こす心意気。
ポーラー・エクスプレス
The Polar Express
2004
ロバート・ゼメキス