スノーホワイト
原題はsnow white and the huntsman
そういうわけで、内容も白雪姫とハンターの話です。
グリムとも違うし、ディズニーとも違う。
毛色の違う白雪姫。
しかも王子(という感じで設定されている)のキスで目覚めず、狩人のキスで目覚める!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!なんていうこと!!!!
世界観はLOTRのような、リアルとファンタジーが入り組んだような感じです。魔法・妖精・ドワーフ・人間がそれぞれ出てきてわちゃわちゃやってます。話の途中で、神格化した動物もでてきます。ガチであれは、「もののけ姫」のシシ神様でした。
アメリカのティーンで、トワイライトとか好きそうな女子はこの作品も好きそう・・・という偏見を抱きましたが、世界観がダークファンタジーなのでゴシックとか好きな子は好きだろうな〜という感じでした。
シャーリーズ・セロンの魔女的美しさは誰もが跪く。
実際に魔女演じてましたが、黒魔術的な土着呪術の一種なんでしょうね。
ドイツにあるか知らないけど、ルーマニアには今なお存在しているからね。
(朝日新聞の記事 http://www.asahi.com/international/intro/TKY201203080658.html)
美しいシャーリーズ・セロン見れただけで満足です〜ふあ〜。
どこまで加工しているかわからないけどね。
映画の最後で白雪姫自信が決起して、革命を起こす。まるでジャンヌ・ダルク。しかしね、10年近く引きこもっている貴女の筋力・体力ともにそこまで耐え抜けるのか・・・という疑問がふつふつと。
人と会話しなければ、もちろん言語能力だって低くなるはずなのに全く衰えない。しかもスピーチ力がある。海外の少年少女は生まれつきのスキルなのか・・・
映画に対してこんな詰まんないこと言っても仕方ないんだけど、思っちゃったんだからしょうがないww
これはこれで楽しい見方ができました。
”白雪姫”そのものは思い入れの深いタイトルなので、いろいろ言いました、が、調べる中で、王子がネクロフィリアと書かれてて盛大に笑った。だけど、今も昔もいろんな人いますからね。日本だって、昔はネクロフィリアとまではいかないけど宗教家は女抱けないから死姦してたらしいし。これについては確か、夢枕獏の陰陽師に確か記載があったはず。
本当は怖いグリム童話、といわれるけどそれがその当時の社会だったということ。人間は怖いのは今も昔も変わらず。
しかし、原作では継母は赤く熱した鉄の靴を履かされ死ぬまで踊らされる。焼き土下座に通ずるものを感じる・・・今も昔も変わらぬものがたくさんあるようで。