ミツバチの羽音と地球の回転

2011.3.4-6 アース・ビジョン
第19回地球環境映像祭
3月4日




あらすじ
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未来のエネルギーをどうするのか?

祝島スウェーデンでエネルギーの自立に取り組む人々の物語

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祝島山口県、瀬戸内海に浮かぶ島。
田ノ浦という、生物多様性ホットスポットを漁場としてもつ島でもある。その島の周辺では、中国電力による原子力発電所建設のために埋め立ての話が持ち上がり、建設が進んでいる。

豊かな自然に支えられながら生計を立ててきた人々。満たされた生活を送る人々に対し、企業は原子力発電所建設によって島周辺を潤そうと提案してくる。


必要以上のエネルギー供給を提示する企業、今の生活と島を守る人々。果たして発電所建設しか道がないのだろうか。


一方で、環境先進国であるスウェーデンのエネルギー事情が出てくる。自然エネルギーによる電力供給が進むかの国では「電力会社を選べる」「クリーンエネルギーを選択できる」自由がある。自然の力を利用しながら、上手く折り合いをつけ、生活をしていく人々の姿が、祝島の未来の姿と交差する。



エネルギーが抱える、それに関連する問題や課題。悩まされる人々。便利な生活と引き換えに消費される電力と資源。


今日本がかかるエネルギー問題に関する矛盾、そしてその解決方法を提示し、きっかけを与えてくれる。それ以上に、自分のちょっとした行動に勇気を与えてくれる映画。


ミツバチの羽音と地球の回転
公開:2010
監督:鎌仲 ひとみ

2011.3.4-6 アース・ビジョン 第19回地球環境映像祭