ダーティハリー

DO you feel lucky, punk?


あらすじ
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サンフランシスコを脅迫する“さそり”と名乗る殺人鬼と市警察の一匹狼の刑事の戦いを描いたシーゲル&イーストウッドの代表作。サンフランシスコ。屋上プールで泳ぐ女性が何者かに狙撃されるという事件が発生した。捜査にあたるのは、いつも汚い仕事をまかされることから“ダーティハリー”なる異名をつけられたハリー・キャラハン刑事。やがて“さそり”と名乗る犯人から「十万ドルを渡さなければ市民を殺し続ける」という脅迫が届いた。予告通り、次々に無差別殺人を繰り返す“さそり”だったが、ハリーと相棒のチコはついに犯人の正体に迫る……。「フレンチ・コネクション」と共に70年代に一大刑事映画ブームを巻き起こした傑作アクション。

http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=13484
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こちらの映画は、公開年が1971年。1971年は、なんていう実り豊かな時代なんだろう。


一度DVDで見ようと思ったものの途中で断念してしまった作品だけに、今回は大きなスクリーンで思い切り楽しんできました。


クリント・イーストウッドが若い。いぶし銀とはこのことか・・・よく仕立てられたジャケットが、すごくいい。日本の警察官(刑事)もペラペラなスーツじゃなくて、こんな風にきちっとした格好しようよ、って勧めたくなる。


敵役スコーピオとして出演したアンディ・ロビンソンも素晴らしい演技でぞくぞくした!!怪演がひかる。この後、こうした役しかもらえず悩んだそうだけど、うなずける。これはイーストウッドを食っちゃうぐらい印象が強すぎるもんなぁw


そしてまたも、時代的に私の好きな年代でした。タイプライターの音がすさまじく響き渡るビューロー内。車もインテリアも俳優もセリフも見なければいけなかったので忙しかった・・・最初に殺されてしまう女の子の水着も可愛かったなぁ〜


”汚れ役”ハリー。自分の正義に生きる男のいぶし銀な姿がかっこいい映画でした。



ダーティハリー
Dirty Harry
1971
ドン・シーゲル