ドラムライン

ルーカスが「宇宙一のバンド」と認定した、
大学マーチングバンドがモデルの映画。


あらすじ
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マンハッタンのハーレムに住むデヴォンは、マーチング・ドラムの天才的な才能を持っている。アトランタのA&T大学のマーチング・バンド部を率いるリー監督にスカウトされたデヴォンは、音楽特待生として大学に入学。しかし彼は自信過剰で自己中心的な性格に問題があった。そのため、リーダーであるショーンと衝突。二人はドラム対決に及ぶが、それにデヴォンが勝利したことから、ますます自惚れが強くなる。

だがスターティング・メンバーに抜擢されたデヴォンは、集団プレイを逸脱したパフォーマンスを演じ、リー監督は激怒。しかも楽譜を読めないことが発覚し、デヴォンは退部となる。そんな時、ライバルであるモーリス・ブラウン大学のウェイド監督がデヴォンに誘いの手を伸ばすが、彼の俗物性にデヴォンは失望する。


目が覚めたデヴォンはショーンとの確執を解決し、楽譜を読む勉強を始めて部に復帰。大会にはまだ出場できなかったが、A&T大学はモーリス・ブラウン大学との同点決勝に持ち込んだ。その決勝にはデヴォンも参加し、チームはみごと優勝するのだった。

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最後の盛り上がりが、かなり最高。
ナマイキな主人公、真面目な先輩と先生、ちょっと華のある彼女、陽気な友達に囲まれた大学生活。はじめは一人で突っ走るナマイキな主人公が、マーチングバンドとして仲間と一つの音を奏でる瞬間までのストーリー。だらーんとみれて、でも盛り上がれる。イイネ



実際、映画よりも何よりも、私はこれを見るきっかけになった2007年のRoseParadeを紹介したい!!今回、この映画はRoseParadeを補完するために見た感じなので特別よかった、悪かった言うカンジではない。ごめんなさい。でも、映画の最後の「ABC/Jacson5」のアレンジは良かった◎BETクラシック、生で見てみたいー!



この映画のモデルになったGrambling State Marching Bandというマーチングバンドがある。このバンドは、2007年にカルフォルニアパサデナで行われたRoseParadeでマーチングバンドとしてパレードに参加。RoseParadeに関する情報は、毎年1月1日にCA州パサデナで開催されている新年を祝うイベント程度でいいと思う。


そして、毎回総監督(Grand Marshal)なるパレードの総指揮を執る人物が居るのだが、2007年のGMがなんとジョージ・ルーカスだった。もちろん、ルーカスといえばStarWars


パレードの目玉はStarWarsのフロート、200人の501st Legionメンバーによるストーム・とルーパーの行進、そして、宇宙一のマーチングバンドGrambling State Marching Bandによるバンド演奏。


ちなみに501st Legionとは、全世界に広がるコスチューミング団体。日本支部から説明書きをひっぱってきました。
501st日本部隊は、映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する帝国軍キャラクターの世界規模のコスチューミング団体「The 501st Legion(第501軍団)」の日本支部です。コスチューミング活動を通じて、病院や施設などの慰問ボランティア、基金活動、国内外ファンや国内・海外メンバーとの積極的なコミュニケーション、地域貢献活動を行っています。


ひょんなことからこのパレードの存在を知り、ルーカスが「宇宙一」と断言したマーチングバンドがどんなもんか知りたくて、映画を観てみたっていう。なのでレビューとかより「RoseParade、もといルーカス凄いなー」っていう感想。


この動画の後ろで聞こえる音楽が、マーチングバンドによる演奏。2:15あたりから登場。行進も綺麗で、演奏も完璧。格好良いとは、まさにこのこと。実話のサクセスストリーはよく映画になるけど、この作品はまた別の楽しみ方があるっていう。笑




ドラムライン
原題:Drumline
公開:2002
監督:チャールズ・ストーン3世


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movie walker
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501st 日本支部